下町酎ハイ 氷 レモン

下町酎ハイには、グラスに氷の入ったものと、入っていないものがある。
これは、好みの問題、といえるかもしれない。
私の好みを言えば、私はそもそも酒に氷を入れない性質なので、入れないタイプが好み、ということになる。
下町酎ハイは、甘みを入れず、焼酎もしっかり入った酒(この点が、現在広く見られる、カクテル的な「○○サワー」と一線を画するところ)であるから、あまり氷を入れてしまうと薄まってしまい、その持ち味がなくなりかねない。
ただし私は、焼酎でもウイスキーでも氷を入れない。度数60度のシングルカスクウイスキーでもストレートで飲むのが好きなので、私の好みはちょっと極端、ということになるかもしれない。
ところで、「元祖の素」こと天羽の梅の通販サイト「元祖下町ハイボール
http://www.toshima.ne.jp/~mkoike/shitahai/
に書いてある下町酎ハイのレシピによれば、「必ずレモンスライスを入れてください」とある。
なぜ、「必ず」なんだろう?
まあ、そういう疑問を、例えば下町酎ハイを出す店の親父にぶつけてみたとしたら、「だって、そのほうがうまいからさ」なんていう答えが返ってくるというところだろう。
実際、下町酎ハイの画像を見ると、グラスやジョッキの中にレモンスライスが浮かんでいるところが多い。