庄野さん的な一日

7:30頃起床。最近恒例の縄跳び。高校の頃、授業で盛んに縄跳びをやらされた。最近、運動不足解消のため、20年ぶりに縄跳びをやっている。少し飛ぶだけで息が切れるのに愕然としていたが、少しずつ体力がついているようだ。
午前、娘の幼稚園の稲刈り&さつま芋掘り。6月、田植えをした稲が無事実った。田圃に入って、鎌で稲を刈る。子供達は田圃の泥に足を取られて、しりもちをつきまくっている。畑に移動して、さつま芋掘り。まずまずの収穫。
午後、姉が子供の出産祝いを持ってくる。9月に二女が生まれた。京都で買った黒豆の煮豆、ジャスミンティー。庄野潤三『インド綿の服』を貸す。姉も長女だし、面白く読めるだろうと思う。午前に掘ったさつま芋もおすそ分けする。
妻が出産後の入院から戻った後ずっと、家の中の手伝いをしてくれた、妻の母が帰る。本当に助かりましたと礼を言って別れる。
夕方、仕事で南武線に乗る。乗った次の駅で、娘の運動会で再会した先輩が乗ってくる。度重なる偶然にお互い驚く。今度飲みましょうねと再び話す。
今日は庄野さん的な一日だった、と思った。庄野さんの小説を読み続けていると、こういう過ごし方が楽しく感じられ、一日の終わりに満足感がある。