このオルガンが好き! 吉田拓郎 ペニーレインでバーボン

CD「今はまだ人生を語らず」
http://music.goo.ne.jp/artist/artistcd.php?id=88859-1
amazonでは該当ありませんでした。

吉田拓郎のざっくりとしたアレンジが好きである。
特に好きなのがこの曲。リズムの疾走感。バックでピーヒャラピーとオルガンが鳴っている。
社会に対する怒りがテーマなのだろうが、歌といい、アレンジといい、そういうテーマから一旦距離を置いているように感じる。そこがいい。
ところで、この曲、放送禁止なのだそうだ。CDも長らく廃盤。
今、yahooオークションで、¥10,500がついている。いくらで落札されるのやら。
「つんぼさじき」という歌詞が問題にされているという。
言葉の問題は重要だ。認知症とか、統合失調症とか、言葉の使い方を変えていくことに異論はない。
しかし、文章とか、歌詞などの場合には、作品全体の趣旨からみて許されるものは、個別の言葉に目くじらを立てなくてよいと思う。
それにしても、こういうものの審査は、どういう方法でやっているのだろう。
特に気になるのは、審査に当事者(現に障害等を有している人)が関与しているかどうかである。